キャノンMG3630 ヘッド付きインクヘッドの修理

キャノン製複合機MG3630


ヘッド付きインクヘッド修理、分解不要

格安複合機キャノン製MG3630のインクをElecomの詰め替えインクBC-340,BC-341を使用したところ、 中で固まったのか全くインクが出なくなってしまいました。



分解してヘッドクリーナーを使用しようとしたところ、 どうやらヘッド取り外しは簡単にはできないような構造です。インクタンクを取り外し、 接触部分にお湯をかけたりしたものの全く変化はなく、もうあきらめるしかないと思っていたところ、 どうやらこの複合機は「ヘッド付きインクタンク」ということがわかりました。

つまり、「ヘッドの詰まり」が「インクタンクの詰まり」ということなのでインクタンクを洗浄できれば、 ヘッドのつまりが解消できる可能性があります。
洗浄にはベンジンやアルコールなどが有効といわれますが、なかったので熱湯での解決を試みました。 黒から実行した結果、以下のようなノズルチェックパターン印刷となりました。

お湯でのインクタンク洗浄

MG3630ノズルチェックパターン

すぐではなく、熱湯注入を続けた結果大量にインクが出たのがインクが溶けたことの証と思います。
次にカラーを試みましたが、こちらはなかなか簡単にはいかず、マゼンダ、イエローの順に出るようになったのですが、 シアンがなかなか出ない状態です。プリンターのクリーニングを合わせて行うことで多少の良化は見られますが、 あまり意味はないかもしれません。

MG3630ノズルチェックパターン




なかなか出ないシアンにお湯を注ぎ続けた後