頭皮湿疹を治す方法にたどり着くまで
頭皮湿疹のために剥がれた頭髪と湿疹
1.頭皮湿疹発生時
最初頭皮湿疹となったときは当然かもしれませんが全く気づかず、
そのうちに皮膚が固くなっていることに気づきだしたものの、そのうち元に戻ると特に気にしていませんでした。
しかし半年くらいたったころに、髪の毛が皮膚にへばりついて固くなっている異常な状態となり、
額の一部では髪とともにはがれた皮膚が固くとがった状態となってしまっていました。
このころは当然ですが髪が異常に抜けていました。
解決のため病院に向かったところ、液体タイプのステロイド軟こうを出されましたが、
この液体は結果的に最後まで全く役に立ちませんでした。病状もなんだかよくわからず、次の病院へ向かうこととなります。
次の病院では「ベトノバールG」軟膏というチューブ状の軟膏を処方されました。病状は「頭皮湿疹」、カビではない。
この軟膏で湿疹を取ることができるらしいとの話で、髪は元に戻ると説明されました。
この「ベトノバールG」軟膏は非常に効果が強く、一日で湿疹を柔らかくし、剥がれる状態にします。
すでに抜けていながら湿疹にくっついているだけで頭に残っていた髪は剥がれ落ちてしまいますが、
もともと長期放置していただけに、すでにだいぶ前に抜けていた髪の次の新しい髪が出てきていたので、
あまり外見上の変化は見られませんでした。
これで解決。
半年くらいは今までよく抜けたためかほとんど抜け毛がなく、
正常な状態が続きベトノバールGを使用することなく過ごすことができました。
なお、経験上「湿疹で抜けた毛はまた生えてくる」
のは間違いなく、大体半年から1年くらいで元に戻ると思います。
2.頭皮湿疹再発
半年たったころ再度頭皮湿疹がみられるようになりました。ベトノバールG軟膏が残っていたのでこれで除去、
なくなったら病院へ行き再度軟膏を処方してもらうを繰り返します。
ただ、頭部前面だけだった湿疹が徐々に頭頂部や後頭部へ進んでいきました。
結局原因がわかってないので範囲が広がったとしてもステロイド軟こうでの除去を繰り返すしかないのが医者の見解です。
繰り返すうちに特に頭頂部のごまかしがきかず、頭髪が薄くなってきました。
医者は「薬塗って、また来て」を繰り返すだけで、要はただの薬売りに過ぎない状態ということが判明します。
これなら軟膏をどこかで買えば済む話と思ったのですが、ベトノバールG軟膏はステロイドであるため、
市販では買えません。結局必要なら医者に行く必要があります。
頭皮湿疹発生の原因に関して、私は首を悪くしたのでこの影響で頭部が健全な状態でなくなったのではないかと考えているのですが、
まあこういった理論は医学は認めませんし本題から外れますのでここには記載しません。
3.頭皮湿疹を自分で除去する方法 --- 軟膏は不要
ステロイド軟こうでの湿疹除去を繰り返す日々のなか、突如風呂場で発見がありました。それは、
「湿疹はお湯をかけてる状態で爪でつぶせばとれる」ということです。
つまり頭を洗った後の湿った高温状態では柔らかくなっていて、爪でつつけば簡単に取れてしまうのです。
痛みなどもありませんし、単純にステロイド軟こうは要らないと自分の中で結論が出てしまいました。
医者もわかっているのかは定かではありませんが「ステロイドはあまり塗りすぎるとよくない」
みたいに言っていたのでちょうどよく、もうこれ以降は二度と通院することはなくなりました。
4.頭皮湿疹を除去することで髪が薄くなる
この後も頭皮湿疹は良化することなく、頭皮の様々な場所に発生するようになりました。
自分で風呂場で頭皮湿疹を取れることがわかってから、できだしたらあまり固くなるまえに除去を行っていました。
しかしこれを繰り返すと(ステロイド軟こうでの除去でも同じことですが)、
湿疹と頭髪が剥がれることが日々繰り返されるために髪がだんだん減っていきます。
発生頻度の低い場所であれば減ったようには見えないのですが、
頻度の高い場所は髪が薄くなってきます。
理由は、本来放っておいけば湿疹が髪ごと剥がれ落ちるまでには半年くらいはかかるところを、
すぐに双方をなくなくしてしまうためです。
湿疹は自ら固くなることで引き抜いた髪の毛を強固に固定していますので、
次の毛が生えるまでしばらく抜けた毛を頭に残しているという良い点?もあるのです。
なので、かゆみが我慢できない場合は仕方ありませんが、
それ以外であれば固まってしまったら無理にとる必要はないのです。
しばらくそのままでいてもらって新しい毛が下から出てくるころまで残っていてくれたほうがいいのです。
なお、「湿疹は除去しないと広がるというのは間違い」です。
カビではないので、どこからも出るし除去したところからもすぐに発生します。
結局湿疹の除去自体が無意味なのでやめました。寝ている間に無理やりはがしてしまうことがあるので、
手の爪にテーピングを貼って無意識のうちに湿疹をはがせないようにしています。
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