頭皮湿疹を治す方法にたどり着くまで 完治編


頭皮湿疹のために剥がれた頭髪と湿疹


前編 頭皮湿疹の治療

5.治し方「日々取る」 --- 湿疹も一日にしてならずだった

湿疹除去をやめると当然広範囲に湿疹が繰り返し発生します。だんだん湿疹発生速度も上がってきたため、 特に頭頂部はだいぶ薄くなってしまいました。染髪料やマジックで湿疹を塗るとごまかせるのですが (湿疹は頭皮と違い色が結構長期間残る)、 髪自体は徐々に減るのでもうどうしようもない状態です。
ロゲインという塗布型育毛剤は髪の成長を促進する役割もあるらしいので使用したものの、 たいていどこの頭皮にも湿疹が存在するため届かないだろうと思い使用を諦めました。 ふとこんな頭皮なのによく髪は太く伸びてきてると感心するくらいの状態です。湿疹は毛穴にはできてないようです。

日々湿疹のことを考える状態でしたが、ある日思いついたというかできれば避けたかったことなのですが、 「毎日頭皮から湿疹を取り除く」ことを実行することにしました。湿疹が髪を抜いてしまうのは、 固まって髪をロックし、湿疹自体が厚さを増し拡大してゆく中でロックした髪を上に引き上げるため抜いてしまうのです。 もしこの湿疹が髪をロックする前の薄い状態のうちに毎日除去してゆけば固まることなく、湿疹が大きくなることはないはずです。
ただ、できればこれを避けたかったのは、日々湿疹を取り除くくらい頭をこすると生えてくる新しい髪をも抜いてしまう危険性があるためです。
しかし、限度と感じたためこの日々湿疹除去を実行することにしました。

結果:成功
湿疹で固まっている部分は無理に取らず、 自然にはがれた下のきれいな皮膚の部分を見つけ、そこを日々風呂上がりに毎日しっかりこすり、 湿疹のない状態を継続させます。次第にほかの部分の湿疹が剥がれてくるのでそこも日々こするようにする。 これを続けると湿疹のない部分がだんだん広がってゆきます。やはり毎日取られると湿疹も固まりようがないのです。 心配した新しい髪が抜ける問題はほぼありませんでした。そのくらいでは抜けないということのようです。
2月くらいたつとつむじの部分がよくなっていることが実感でき、 1年たった今ではほぼ回復したといえます。ただ、場所によっては固まった湿疹が発生することもまだ散見されるので、 完全に除去するためには1日2度くらいはやらなければだめなのかもしれません。そして上記したように一度固まってしまったら、 諦めて剥がれるのを待っています。無理にはがしても髪が抜けるだけなので。

以上が私が現在も続けている湿疹問題と治し方、対処法です。参考になれば幸いです。